最近、SFTSという言葉を耳にする機会が増えていませんか?
SFTSとは、マダニを介して感染する感染症【重症熱性血小板減少症候群】の略で、
名前の通り発熱や血液中の血小板の減少を引き起こす、ウイルス性の疾患です。
症状は発熱、消化器症状など。重症例では出血傾向や意識障害を伴い死に至ります。
また、発症した際の致死率は非常に高く猫で約60-80%、犬で約20-40%、人で10-30%となっています。
SFTSの恐ろしいところは、致死率が高い点はもちろん、人獣共通感染症で、マダニに刺される以外にも感染動物から人へ感染する可能性のあるところです。
これまでは人への感染は西日本に発生率が多く、関東や東北での発生は稀でしたが、今年に入り茨城や神奈川、秋田にまで発生がみられ、東京でも犬での感染・死亡が確認されています。
ペットへの感染予防としては
・マダニの生息地である草木の多い場所へは入らせない
・野生動物や感染の疑いのある犬や猫との接触を避ける
・飼育している犬や猫にノミ・マダニ予防薬を定期的に投薬する
などが挙げられます。
予防薬に関しては、吸血したマダニに対して有効な薬ですので、
刺された時点でウイルスが体内に入るのを防ぐことはできないかもしれません。
しかしながら、吸血しているマダニは死亡するため、長時間の寄生を防ぐことにより感染率を低下させたり、
同居動物や人への二次感染を防ぐ意味でもとても大切な対策となるでしょう。
以上のことから当院では人とペットの安全のためにノミ・マダニ予防薬の投薬をおすすめします。
予防薬をご希望の際やご不明点等ございましたらお気軽にスタッフまでお問い合わせください♪